賢い20歳と愚かな20歳の話

20歳の愚君はタバコが吸えると大変喜びました。でも吸いすぎると健康に良くないと聞いていたので毎日1箱だけ吸うことにしました。それから45年たちました。65歳になった時、たばこ代の総計がいくらになるかを計算しました。1箱平均450円として45年分つまり16,425日分なので450x16,425=7,391,250円となることがわかりました。また最近は閉塞性肺疾患煩い、視力も黄斑変性症のために医療費が年間数万円の負担がでています。

一方で20歳の賢君はタバコが吸える年齢になったけれど、たばこは健康に良くないと聞いていたので毎日1箱吸ったことにして毎日450円ずつ貯金しようかと思いました。単に貯金箱に入れるだけなら面白くないと考えて、さらにこの資金を年率にして3.65%の投資物件につぎ込むことにしました。それから45年たちました。65歳になった時、元利合計は18,237,065円になっていました。たばこを吸わない生活でいたって健康で医療費はほとんどかかっていません。

この二人が65歳になった時のおよその資金は、愚君はマイナス740万円、さらに医療費負担です。賢君はプラス1,823万円です。二人の差は2,500万円以上になりました。